国土面積が7,692,000 km²と、北海道の92倍を誇るオーストラリア。都市間の距離も当然大きく、行き先の空港によって日本からの所要時間も違えば直行便の本数も違います。
本記事では羽田空港からシドニー国際空港に出発する方に向けて羽田空港でのオーストラリアドル（豪ドル）の両替情報、特に「レートが良くオススメな両替所はどこなのか」を紹介します。

文末では、出発までに余裕がある方に向けて空港内の両替所以外の選択肢も紹介します。
レートももちろん大事ですが、ビジネスでも観光でも旅行をするにあたっては安心・ゆとりも同じくらい大事です。レートと安心、ゆとりを両立する両替の新たな選択肢についても、是非チェックしてみてください。

羽田空港からオーストラリアへの玄関口はシドニー国際空港です。シドニーはビジネスも盛んですが、オペラハウスなど観光地も多く、ビジネスマン・観光客共に多いオーストラリア最大の都市です。2019年2月20日時点で、羽田発シドニー着の平日の直行便フライト数は、２本／日となっています。乗り継ぎ便もありますが、時間もかかりロストバゲージの可能性も高まるので、多少チケット代が高くても直行便がおすすめです。
羽田空港～シドニー国際空港間で就航している航空会社は、「カンタス航空」「ラタム航空」「全日空」「ニュージーランド航空」の４社となります。

シドニー国際空港行き（共同運航）

カンタス航空：22時00分発（第2ターミナル）　09時35分着
ラタム航空：22時00分発（第2ターミナル）　09時35分着
全日空：22時20分発（第2ターミナル）　09時55分着
ニュージーランド航空：22時20分発（第2ターミナル）　09時55分着

※2019年2月20日時点での情報となります。

各フライトは22時台の出発です。空港には余裕を持って3時間前には到着したいところ。すると、羽田空港には19時前後の到着が目安となりますが、この時間帯は首都高や都内の道路は混雑しやすいです。羽田空港は京浜急行空港線やモノレールなど、電車での交通アクセスが充実していますのでそちらの利用が無難でしょう。事前に路線アプリなどをチェックして余裕を持った出発を心がけましょう。ちなみに、2019年10月1日から、京急の空港線は運賃が引き下げられることが発表されており、空港までの交通費を抑えることができます。
次にターミナル毎の両替事情を見ていきます。

羽田空港国際線ターミナルには出国審査前に「両替所」が12か所、両替ATMは13箇所あります。出国審査後にはそれぞれ「両替所」が2か所、両替ATMは2箇所あります。そしてオーストラリアドル（豪ドル）はすべての銀行、両替所で取り扱っています。
後述しますが、各両替所のレートを比較するとSMBC信託銀行窓口での両替レートは比較的良いのですが、その他の両替所は約10%悪くなる傾向があるのであまりおすすめできません。
羽田空港の両替所はSMBC信託銀行一択と言ってもいいかもしれませんが問題は場所です。窓口は出国審査前の「3F 出発ロビー内」にあります。
導線上にSMBC信託銀行がない場合、窓口の混雑も予想されますので、かなり余裕を持って空港へ入るのが無難です。

羽田国際線ターミナルのまとめ

WEBサイトで両替の取引レートを公開している各社を調査してみたところ、下記の通りとなりました。
出国審査前の両替所 1オーストラリアドル（豪ドル）あたり
SMBC信託銀行　80.3円
みずほ銀行　89.05円

出国審査後の両替所 1オーストラリアドル（豪ドル）あたり
みずほ銀行　89.05円
トラベレックスジャパン　89.22円

※2019年2月26日時点での情報となります。

上記の調査結果をまとめると、「羽田空港では出国審査前、SMBC信託銀行で両替する」のがベストの選択肢といえます。出国審査前はSMBC信託銀行、出国審査後はみずほ銀行がそれぞれおすすめです。
しかし、今回の調査ではWEBサイトでレートを公開している両替所のみの調査です。また、レートは日々更新されますのでお得な両替を検討されている方は、直近のレートを、現地の両替所またはWEBサイトにてご確認していただくことをおすすめします。

出発日まで時間に余裕がある方であれば、オーストラリアドル（豪ドル）の両替について、「羽田空港でしなければならない」ということはありません。
オーストラリアドル（豪ドル）はメジャーな通貨ですし、銀行両替や宅配両替など扱っている場所は多く、色々と比較してから選ぶことが出来ます。日本国内で両替するならば偽札のリスクは低いので、主にレート（手数料も含めて）と「手間」の2点に着目する事をおすすめします。

国内の銀行・両替所のレートは以下のような傾向があり、レートは約10％変わるようです。

手間に関しては「たまたま近くに金券ショップがある」場合を除き以下の通りです。

自宅でネットから注文して、自宅で受け取れるという外貨宅配の手軽さは、他の両替手段では実現できません。
以上のレートと手間の観点から、外貨宅配という選択肢は自信をもっておすすめできます。羽田空港の両替所をはしごしてレートを比較するのは大変ですが、外貨宅配であれば自宅でパソコンやスマホを見ながら、ゆっくりレート比較することができるのもメリットです。
マネーバンク（外貨宅配）でもオーストラリアドル（豪ドル）を取り扱っていますのでレートや在庫状況をご確認下さい。

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